茶道を習うと、実際にどのような礼儀作法が身につくのでしょうか?
まず、基本としておじぎの仕方を教わります。茶道では、おじぎにも、実はいろいろあり、その場面、場面で使い分けます。おじぎもただ手をついて、頭を下げればいいのか、というとそうではありません。おじぎをする時の姿勢や、間の取り方で美しく、しかもきちんと見えますよ。
また、茶道教室では、毎回お菓子をいただきますが、その時にお箸の扱い方も自然に身に付きます。
お菓子は人数分、お菓子皿に入れられ、取り箸を添えてだされます。普段何気なく使っているお箸ですが、扱いにはやはりきちんとした作法があります。
さらに、お点前の中で、畳の歩き方、襖の開け閉めなどもお稽古しますので、自然な所作が身に付きます。
所作だけに限らず、お客様に対する心使いもわかってきます。お抹茶をお客様に出すときは、柄や絵などがついている正面をお客様に向けてお出ししますが、これも一つの心使い。お客様に対する敬意を表します。また、お菓子をとる時も、次の方に対する心使いで「お先に」と声を掛けてからお菓子をいただきます。
些細なことでも、その場を和ませ、気持ちよく過ごすことができることを学びます。茶道教室で身につけた作法や所作は、お茶室だけでなく、職場や家庭での普段の生活に生かせますよ。